男性向けヘルスケアブランド「Noah(ノア)」、女性向けヘルスケアブランド「Zoey(ゾーイ)」を展開するOrdinary Folkが、シリーズBラウンドのファーストクローズを完了しました。
Noahを運営するOrdinary FolkのシリーズBを、ロート製薬(東証プライム:4527)とMonk’s Hill Venturesが共同リードしました。ロート製薬との事業連携は、まず薄毛・頭髪領域から。日本の医薬品・一般用医薬品の知見と、私たちのデジタルな患者理解を合わせて、一人ひとりにより合ったケアと商品づくりを目指します。
※ロート製薬株式会社は、Noahを運営するOrdinary Folkの出資者です。診察・処方は医師が行い、同社が特定の治療や医薬品を推奨するものではありません。
男性向けヘルスケアブランド「Noah(ノア)」、女性向けヘルスケアブランド「Zoey(ゾーイ)」を展開するデジタルヘルスケア企業Ordinary Folk(オーディナリー・フォーク)は、シリーズBラウンドにおいて約11億円のファーストクローズを完了しました。
本ラウンドはエクイティとデットで構成され、ロート製薬株式会社(東証プライム:4527)とMonk’s Hill Venturesが共同リード投資家を務めました。既存投資家のD4Vに加え、余仁生(Eu Yan Sang)の創業家であるユー家のファミリーオフィス、Racer Venturesも参加しています。Ordinary Folkは今回の資金を活用し、アジア全域でパーソナライズされたヘルスケアを構築するという構想の実現を加速します。中でも日本を中核市場と位置づけています。
今回調達した資金は、患者一人ひとりに合わせた治療の最適化を実現するテクノロジーの開発と、その治療を提供するための臨床基盤の構築という、2つの領域に重点的に投資します。
テクノロジー面では、患者と適切な医師・治療法をマッチングし、調合製剤を含む治療の選択肢を個々に最適化するとともに、治療期間を通じて患者をサポートする自社ソフトウェアを拡充します。並行して、調合(コンパウンディング)機能やクリニックを含む臨床・薬局インフラの内製化を進めます。この両輪によりOrdinary Folkは、診察を単にデジタル化する段階を超え、患者のニーズや治療への反応、希望の変化に合わせて治療を継続的に調整できるヘルスケアモデルの構築を目指します。
NoahとZoeyはこれまでに、シンガポール、香港、日本で約20万人のユーザーに対し、セクシュアルヘルス、薄毛・抜け毛、体重・代謝管理、ホルモン関連の健康課題、妊よう性の領域で、診断・治療・継続的なケアへのアクセスを提供してきました。患者の70%にとって、当社での治療がその症状に対する初めての治療です。また、患者の40%がプラットフォームを通じて複数の症状について治療を受けています。
Ordinary Folkは2024年にグループ全体でEBITDAベースの損益分岐点に到達しており、25名の体制で事業を運営しています。新たな診療領域も成長を牽引しており、代謝・体重管理領域における売上は前年比209%増、同領域の患者数は前年比130%増となりました。
よりパーソナライズされたケアを大規模に提供するため、自社プラットフォーム上で新機能の開発も進めています。診察前に適切な治療の選択肢を把握できる「SmartMatch」や、受診と受診の間の継続的なケアを支える「HealthOS」(現在ベータ版)などです。なお、すべての治療に関する判断は、引き続き各国で必要な資格を有する医療従事者が責任を持って行います。
調合機能の内製化により、患者に提供できる製剤の幅が広がり、医師は臨床的に適切な範囲で、成分・用量・治療の組み合わせを個々のニーズに合わせて調整できるようになります。
1899年に大阪で創業したロート製薬は、日本の医薬品・一般用医薬品(OTC医薬品)などの領域で知見を有しています。またRacer Venturesは、1879年にまで遡る中医学(伝統中国医学)のルーツを持つ余仁生を通じて、ユー家が培ってきたヘルスケアの知見を有しています。Ordinary Folkは、こうした多様な領域の知見を踏まえ、西洋医学に基づく処方薬、日本の一般用医薬品、中医学を取り入れたパーソナライズプログラムの可能性を検討しています。Ordinary Folkの高度でデジタルな顧客理解力を融合することで、より顧客に寄り添うサービスを実現します。ロート製薬も、よりパーソナライズされた商品開発に活かしていきます。
日本市場への参入以来、Ordinary Folkは国内の臨床・薬局インフラを基盤に、全47都道府県の患者に医療を提供してきました。ショーン・ローは2026年初頭に東京へ拠点を移し、次の成長フェーズを指揮しています。今後、日本での事業基盤を拡大するとともに、ロート製薬との事業連携については、まず薄毛・頭髪領域から取り組みを進める方針です。
本シリーズBラウンドでは引き続き資金調達を進めており、今後数カ月以内にセカンドクローズを完了させる予定です。
Ordinary Folkは、男性向けヘルスケアブランド「Noah」と女性向けヘルスケアブランド「Zoey」をシンガポール、香港、日本で展開するデジタルヘルスケア企業です。3市場合計で約20万人のユーザーを有し、セクシュアルヘルス、薄毛・抜け毛、体重・代謝管理、ホルモン関連の健康課題、妊よう性の領域で、診断・治療・継続的なケアを提供しています。各市場では、自社開発のデジタルヘルスケアプラットフォームを基盤に、必要な資格を有する医師と薬局がケアを提供しています。日本ではNoah & Zoey株式会社として事業を展開しています。
ロート製薬株式会社(東証プライム:4527)は、1899年に大阪で創業した日本のヘルスケア企業です。アイケア、スキンケア、一般用医薬品、ヘアケアなどの事業を展開し、「肌ラボ」「メンソレータム」「メラノCC」「ロート目薬」などのブランドを通じて、国内外の消費者に製品を届けています。
Monk’s Hill Venturesは、東南アジアのアーリーステージのテクノロジー企業に投資する、シンガポールに本社を置くベンチャーキャピタルです。2014年に起業家のペン・T・オンとクオイー・リムが設立し、約790億円の資産を運用しています。
本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先:Ordinary Folk 最高マーケティング責任者(CMO)ベアトリクス・ウォン(beatrix@ordinaryfolk.health)
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