EDのオンライン診療ガイド:自宅で処方を受ける手順と費用
勃起不全(ED)
April 7, 2026
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EDのオンライン診療ガイド:自宅で処方を受ける手順と費用

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目次
はじめに
    AT A GLANCE

    ED(勃起不全)は日本人男性の多くが経験する一般的な健康課題ですが、「対面で相談するのが恥ずかしい」「忙しくて通院できない」という理由から、治療を先送りにしている方は少なくありません。

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    医師監修:金光 廣則 先生 最終更新日:2026年4月7日

    はじめに:オンライン診療でED治療のハードルが下がっています

    ED(勃起不全)は日本人男性の多くが経験する一般的な健康課題ですが、「対面で相談するのが恥ずかしい」「忙しくて通院できない」という理由から、治療を先送りにしている方は少なくありません。

    2018年の厚生労働省によるオンライン診療ガイドライン策定以降、日本では遠隔診療の法的枠組みが整備されてきました(参考文献1)。さらに2020年のCOVID-19パンデミックを契機として、初診からのオンライン診療が時限的に認められ、その後も恒久的な制度化に向けた議論が進んでいます(参考文献2)。

    ED治療はオンライン診療との親和性が高い分野です。多くの場合、問診と既往歴の確認により適切な処方が可能であり、物理的な検査が初回から必要となるケースは限定的です(参考文献3)。本記事では、EDのオンライン診療の流れ、費用、安全性について詳しく解説します。

    オンライン診療の法的枠組み

    ED治療におけるオンライン診療は、法的にどのように位置づけられているのかを確認しましょう。

    厚生労働省のガイドライン

    日本におけるオンライン診療は、厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に基づいて運営されています(参考文献1)。このガイドラインでは以下の点が規定されています。

    • 医師の所在要件: 診療を行う医師は、適切な医療機関から診療を提供する必要があります
    • 本人確認: ビデオ通話等を通じて患者の本人確認を行うことが求められます
    • 診療の質の担保: 対面診療と同等の医療の質を確保することが求められます
    • 処方の制限: 向精神薬など一部の医薬品にはオンライン処方の制限があります(ED治療薬は制限対象外)

    ED治療とオンライン診療の適合性

    ED治療薬(PDE5阻害薬)の処方においては、問診による禁忌の確認が中心となります。特に重要なのは以下の点です(参考文献4)。

    • 硝酸薬(ニトログリセリンなど)の併用禁忌の確認
    • 心血管疾患の既往歴確認
    • 現在服用中の薬剤との相互作用確認

    これらは問診で十分に確認可能であり、オンライン診療での安全な処方が広く実施されています。

    EDオンライン診療の具体的な流れ

    ステップ1:サービスへの登録

    オンライン診療サービスのウェブサイトまたはアプリから会員登録を行います。基本的な個人情報(氏名、生年月日、連絡先)の入力が必要です。本人確認書類の提出を求められる場合もあります。

    所要時間: 約5〜10分

    ステップ2:事前問診票の記入

    登録後、オンラインで事前問診票に回答します。一般的な質問内容は以下のとおりです。

    • 現在の症状と発症時期
    • 既往歴(心臓病、脳血管障害、肝臓・腎臓疾患など)
    • 現在服用中の薬剤(特に硝酸薬、α遮断薬の有無)
    • アレルギー歴
    • 生活習慣(喫煙、飲酒、運動習慣)
    • 過去のED治療歴

    この問診票は、医師が安全に処方できるかどうかを事前に判断するために不可欠です。正確かつ正直にご記入ください。

    所要時間: 約10〜15分

    ステップ3:医師によるビデオ診察

    予約した日時に、ビデオ通話またはテレビ電話で医師の診察を受けます。医師は問診票の内容を確認し、必要に応じて追加の質問を行います。

    診察では以下の内容が確認されます。

    • 症状の詳細(頻度、程度、状況)
    • 禁忌事項の最終確認
    • 治療薬の選択肢と特徴の説明
    • 副作用のリスクと注意事項

    国際勃起機能スコア(IIEF-5)などの標準化された評価ツールが使用されることもあります(参考文献5)。

    所要時間: 約10〜20分

    ステップ4:処方と決済

    医師が処方が適切と判断した場合、治療薬が処方されます。オンラインでの決済(クレジットカード等)を行います。

    ステップ5:薬剤の配送

    処方された薬剤が、プライバシーに配慮した梱包で自宅に配送されます。多くのサービスでは、外見からは内容物がわからないように配送されます。

    配送期間: 通常1〜3日程度

    オンライン診療のメリット

    ED治療でオンライン診療を選ぶことには、対面診療にはないさまざまなメリットがあります。

    1. プライバシーの確保

    ED治療において、プライバシーは非常に重要な要素です。研究によると、ED患者の多くが受診をためらう主な理由として「恥ずかしさ」を挙げています(参考文献6)。オンライン診療では、待合室で他の患者と顔を合わせる必要がなく、自宅という安心できる環境で診察を受けることができます。

    2. 時間的・地理的制約の解消

    仕事で忙しい方、近くに泌尿器科がない地域にお住まいの方にとって、通院の負担は大きな障壁です。オンライン診療はこの問題を解消します。テレメディスンの利用満足度に関する研究では、利便性が患者満足度の主要因であることが報告されています(参考文献7)。

    3. 治療開始への障壁低下

    対面診療のハードルが高いために治療を受けていない「隠れED患者」は非常に多いと推定されています。オンライン診療は、これらの患者が初めて医療にアクセスするための低い障壁となります。

    4. 継続治療の利便性

    ED治療は継続的な処方が必要となることが多いです。オンライン診療では、再診も自宅から行えるため、治療の継続率向上が期待できます。

    費用について

    ED治療は日本では保険適用外(自費診療)となるため、全額自己負担です。オンライン診療と対面診療の費用構造には違いがあります。

    一般的な費用の構成

    費用項目 内容
    診察料 初診料・再診料(オンライン診療では無料〜数千円程度のサービスもあり)
    薬剤費 治療薬の種類・数量に応じた費用
    配送料 薬剤の配送に係る費用
    システム利用料 オンラインプラットフォーム利用に係る費用(サービスにより異なる)

    費用の詳細については、各サービスの公式サイトをご確認ください。ジェネリック医薬品の活用により、費用を抑えることが可能な場合があります。

    ED治療の費用について詳しくはこちら(JP-N-ED-07)

    オンライン診療の注意点と限界

    オンライン診療は多くのメリットがありますが、以下の点にご注意ください。

    対面診療が必要なケース

    • 重度の心血管疾患が疑われる場合
    • 陰茎の器質的異常が疑われる場合
    • 問診だけでは安全性の判断が困難な場合
    • テストステロン値などの血液検査が必要な場合

    このような場合、オンライン診療の医師から対面での受診を勧められることがあります。これは患者の安全を最優先とした適切な判断です。

    信頼できるサービスの選び方

    • 日本国内で医師免許を持つ医師が診察を行っていること
    • 厚生労働省のガイドラインに準拠していること
    • 処方される薬剤が日本で承認された正規品であること
    • 個人情報の保護体制が整っていること

    noah™のようなオンライン診療サービスでは、これらの基準を満たした上で、ED治療の相談から処方までをオンラインで完結させることができます。

    個人輸入のリスク

    海外からのED治療薬の個人輸入は、偽造品のリスクが極めて高いことが知られています。WHOの推計では、オンラインで販売される医薬品の約50%が偽造品とされています(参考文献8)。正規の医療機関またはオンライン診療サービスを通じた処方を必ず受けてください。

    ED治療薬の種類と選び方について詳しくはこちら(JP-N-ED-P1)

    よくある質問(FAQ)

    以下に、患者様からよくいただくご質問とその回答をまとめました。

    Q1. オンライン診療でED治療薬を処方してもらうことは合法ですか?

    はい、合法です。厚生労働省のガイドラインに基づき、適切な医師の診察を経たうえでのED治療薬の処方は、オンライン診療でも認められています(参考文献1)。

    Q2. 初めてでもオンライン診療でED治療を始められますか?

    はい、初診からオンライン診療でED治療を開始することが可能です。ただし、医師の判断により対面受診が必要と判断される場合もあります。

    Q3. ビデオ診察は必ず必要ですか?

    厚生労働省のガイドラインでは、原則としてビデオ通話等のリアルタイムの視覚的コミュニケーションが求められています。これは、医師が患者の状態を適切に確認し、安全な処方を行うために必要な手順です。

    Q4. 処方された薬はどのように届きますか?

    通常、プライバシーに配慮された無地の梱包で、宅配便またはポスト投函にて配送されます。外見からは中身がED治療薬であることはわかりません。配送期間はサービスにより異なりますが、通常1〜3日程度です。

    Q5. オンライン診療と対面診療、どちらが良いですか?

    どちらにもメリットがあります。オンライン診療はプライバシーと利便性に優れ、対面診療は身体検査や血液検査が必要な場合に適しています。症状や状況に応じて使い分けることが推奨されます。まずオンライン診療で相談し、必要に応じて対面受診に切り替えることも可能です。

    免責事項: 本記事は一般的な医学情報の提供を目的としており、特定の治療法やサービスを推奨するものではありません。個々の症状や状態に応じた診断・治療については、必ず医師にご相談ください。本記事の情報は、医師の診察に代わるものではありません。

    医師監修:金光 廣則 先生 © noah™ メディカルチーム

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    Medically Reviewed by 
    金光 廣則 医師
    Written by 
    Noah Editorial Team
    Last updated 
    April 7, 2026
    免責事項

    本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の医学的助言を行うものではありません。

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    参考文献
    1. 厚生労働省. オンライン診療の適切な実施に関する指針. 2018年(2022年改訂). https://www.mhlw.go.jp/
    2. Ohannessian R, et al. Global telemedicine implementation and integration within health systems to fight the COVID-19 pandemic: a call to action. JMIR Public Health Surveill. 2020;6(2):e18810. PMID: 32238336
    3. Ellimoottil C, et al. Telemedicine in urology: state of the art. Urology. 2016;94:10-16. PMID: 27109596
    4. Hatzimouratidis K, et al. Guidelines on male sexual dysfunction: erectile dysfunction and premature ejaculation. Eur Urol. 2010;57(5):804-814. PMID: 20189712
    5. Rosen RC, et al. Development and evaluation of an abridged, 5-item version of the International Index of Erectile Function (IIEF-5) as a diagnostic tool for erectile dysfunction. Int J Impot Res. 1999;11(6):319-326. PMID: 10637462
    6. Shabsigh R, et al. Drivers and barriers to seeking treatment for erectile dysfunction: a comparison of six countries. BJU Int. 2004;94(7):1055-1065. PMID: 15541128
    7. Kruse CS, et al. Telehealth and patient satisfaction: a systematic review and narrative analysis. BMJ Open. 2017;7(8):e016242. PMID: 28775188
    8. World Health Organization. A study on the public health and socioeconomic impact of substandard and falsified medical products. WHO, 2017.
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